愛犬の上手なほめ方
2019年11月06日
普通にしているときにこそほめる
犬が落ち着いているときに時々ほめてやりましょう。
名前を呼び愛犬と目があったら、毎回声でほめましょう。いつも注意を引く必要はありませんが、「リラックスしているとほめられる」ということを犬がわかるようにしましょう。
大げさにほめない
愛犬が指示されたことをするたびに、飼い主さんが力をこめてごしごしとなでたり、大きな声でほめたりして、興奮気味になると、犬は気が散ってしまいます。
ほめるときは、笑顔でやさしく、ほめ言葉をかけるだけで十分です。
大きな声は出さない
聴力が優れている犬を大声でしつける必要はありません。大声を出すよりも、普通に「おすわり」「おいで」などの短めの言葉で指示し、タイミングよくほめるほうが犬の理解には効果的です。
励ましやお願いに注意
特別な言葉を決めなくても、「よくできたねー」、「えらいねー」、「すごいねー」など感動して思わず言ってしまうような言葉や声のトーンの方がほめ方として効果的です。
励ましやお願いは犬に効かない
何かを教えようとするとき、飼い主さんがやりがちなのは、コマンドではない言葉、たとえば・・・「がんばって」「大丈夫」「お願いだから○○して」といった励ましやお願いなどを言っても、犬は意味がわかりません。
むしろ混乱するだけで、何をしたらよいかわからなくなります。
指示は「明確に短く」が基本です。
ごほうびのおやつは徐々に減らす
ごほうびのおやつは、最初のうちは毎回あげることが有効ですが、覚えてきたら徐々に減らしていくようにしましょう。毎回のようにごほうびをあげていると、もらうのが当然になってごほうびの価値がなくなります。
減らすかわりに今までできなかったことができたときなどには特別のおやつをあげるなどグレードをつけるとよいでしょう。
こんな叱り方はNG
ほめるしつけをしようとしてもイライラして叱ってしまうことがあります。だらだらいつまでも叱ったり、感情にまかせて叱ったりしないように注意しましょう。
このようなしかり方は飼い主さんと愛犬の信頼関係を損ねてしまいます。
ほめ方のここが肝心! ピンポイントアドバイス?犬がきちんとできるようになるコツ?
アイコンタクト
ポイントは「目線が一致している」こと
最初はおやつをあごの下に持ち、名前を呼び、目があった瞬間に「そう!」とほめておやつを与えます。
何度か繰り返すと、名前を呼べばすぐに振り向くようになります。
よそ見したり、なかなか目を見なかったりするときは、おやつで誘導してもかまいません。しっかり見るように仕向けましょう。
毎回言葉でほめますが、おやつは少しずつ減らしていきましょう。アイコンタクトはしつけの要となります。
おすわり
ポイントは「きちんとお尻が床についている」こと
おやつを持った手を犬の鼻先から頭上へ移動させると、顔が上向きになり、腰が落ち気味になります。最初はそこでほめますが、指示で座ることを覚えたらきちんとお尻が床についてからほめることが大切です。
中腰でほめてしまうと、きちんと座って待てなくなってしまいます。
ふせ
ポイントは「両側の肘が床にきちんと付いている」こと
おすわりの姿勢から、おやつを持った手を犬の鼻先から床面に下げると鼻先も下がり、さらに床面に沿って、犬の前方へゆっくり移動させると、犬は前足を前に出して「ふせ」の姿勢となります。
ほめておやつを与えますが、指示で待てるようになったら、両側の肘が床面にきちんとついてからほめることが大切です。
おやつは頭上から出さず、低い位置で与えないと、すぐ立ち上がってしまいます。
おいで
ポイントは「懐に深く飛び込んでくる」こと
呼んだら来るけど、手元には来ないので捕まえられないというのは、飼い主さんにとって悲しいことです。最初は室内で、名前を呼んで来たら首輪をつかみ、ほめておやつを与え、また放して遊ばせます。
これを繰り返すことで、呼ばれて捕まっても、おやつがもらえ、楽しく遊べることを学習しますので、呼べば(アイコンタクトができていれば)喜んで飛んでくるようになります。
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