甘噛みのしつけ方・直し方
2019年11月02日
①子犬の時はたいていどんな犬も甘噛みはするものです。
歯の生え変わりまではある意味しかたないかもしれませんが、
極力やめさすようにしつけましょう。
甘噛みの対処方法は、一般的にはマズルコントロールです。
犬はマズルをつかまれることがとても嫌がります。
甘噛みした際には、身体を裏返しにしてマズルの下顎をつかみ
きちんと目を見て『いけない』と言い聞かせます。
何度も何度もその都度行っていくうちに、次第にやらないようになってきます。
②電気コードなどを噛む
飼これは非常に危険なので人間の注意が必要です。
物を噛むという行為を止めさす一番の方法は、噛まれるものを置かないということです。
しかし電気コードのように生活に必要不可欠なものもありますので、
そういうものに関しては、常に露出させない気配りも必要です。
また、ペットショップに行くと、『ビターアップル』というスプレー式の液が売っていますので、
それを噛んではいけないところにスプレーしておくと噛まなくなります。
この液は犬の健康にはまったく害のないもので、犬の嫌いな酸味成分が含まれています。
つまり犬からしてみれば、『これをかじるとまずい』というように学習させるのです
③興奮して人に噛む
これは一番厄介です。
犬は興奮するとわけがわからなくなってしまい力加減も皆無となります。
犬は他の犬と遊ぶときにも相手の首から上を噛んで遊びます。
(首から下を噛むのは犬の世界では反則で喧嘩とみなします)
犬同士の噛む感覚は人間の場合は皮膚を貫通して怪我をします。
その場合は、人に噛むこと事態をやめさせるようにしつけてください。
大型犬の場合は、噛み付いたらすぐにげんこつを犬の口に入れて教えたりもします。
小型犬の場合はマズルコントロールでいいです。
その場合、お腹を見せるように仰向けにさせてください。
犬にとってはお腹を見せるときは相手を上位と判断します。
④ストレスで家具などを噛む
これは根本的にストレスが溜まっている状況です。
狭い犬舎などにずっと閉じ込めていたりすると人間でもストレスとなります。
ましてや元々は野生の犬にとってはストレスの何者でもありません。
前述したビターアップルはある程度効果的ですが、ストレスを溜まらせないように
してあげるのも対処方法のひとつです。
また、犬種によっては子犬の時期はある程度の我慢も必要です。
特に、レトリバー系は半年は家の中の家具が破壊されると思っていてください。
それがこの子たちの本能の一部分でもありますから。