動物の愛護及び管理に関すること①
2019年11月02日
当店に情報が入ったのは夕方でしたが、居なくなってしまったのは朝だった様です。
そこは大きな幹線道路や線路が近くを通っている場所で、リードにつないでのお散歩も注意しなければならない様な場所でした。
居なくなってしまってからだいぶ時間も経っていましたが、私達はInstagramで情報提供を呼びかけ、更に現地まで行きその時の詳しい状況を確認していました。
するとすぐに、保護してくださった方々からの情報が入り電話での連絡が取れました。
保護された時のポメくんは熱中症にかかっていたそうで、近くの動物病院に運んでもらっていました。身体を冷やすなどの処置をして頂き、保護センターに運ばれたとのこと…教えて頂いた保護センターに連絡を入れ、飼い主様に連絡を入れ、何とか無事であることの確認と報告ができました。
今回たくさんの方々に助けて頂きました。
人の優しさに感謝し、またたくさんのことを学びました。
人と犬が幸せに暮らしていくために大切なことや守らなければならないこと、当たり前のことではありますが、再確認したことを皆さまにもお伝えしたいと思います。
【動物の愛護及び管理に関する法律】
人が動物を取り扱う場合の基本的な心構えの中に、動物の習性を考慮して適正に取り扱うこと…とあります。
今回のことからまず大切なのは、逸走防止に努めるということ。逃げ出したり迷子にさせない対策をとらなくてはなりません。
また、所有明示(ウチの子とわかるように)することが大切です。
そのために、今すぐにでもできること
⚫︎鑑札・狂犬病の予防注射済票を首輪につける
(マイクロチップをつける)
⚫︎屋外に出る時は、必ずリードをつける
⚫︎犬の行動を制御できる人がリードを持つ
今回も、鑑札・狂犬病の済票をつけていればもっと早くに見つかりました。
ウチの子は大丈夫!とリードをつけない方がいますが、犬に【絶対】はありません。
皆さまが大切な家族の一員であるワンちゃんと幸せに暮らしていけるように、ドッグサロンVITAスタッフ一同、日々勉強してお力になれるよう頑張ります。
お困りのこと・お悩みのことがございましたらご相談ください(^-^)
帰ってきたポメくんは、左前肢に内出血があったものの、幸い骨折などはなく元気でした。
しかし、保護された場所まではたくさんの危険があったと思われます。
目に見える傷などは無いものの、数日経ってから何かしらの症状が出ることもあるそうです…
まだ油断はできません。
今回、ほぼ無傷で保護されたことは奇跡的なことです。
痛ましい事故に遭わず、無事に飼い主様のもとへ帰ることができて本当に良かったです。
ポメくんは私達が保護センターに迎えに行くと、嬉しそうに走ってきてくれました。
本当に本当に良かった…
元気になって、またお店に来てね!!