狂犬病について
2019年11月02日
狂犬病は犬だけが感染する病気ではありません。人も犬も猫等全ての哺乳類が感染し、感染すると100%が死んでしまうという恐ろしい病気です。
日本では昭和32年以降発生が無く、怖さを知ることなく犬の登録や狂犬病の予防注射は不要であるかのように言われる方がいます。
しかし、海外では毎年3~5万人が狂犬病で命を落としています。また、狂犬病の発生がない国は、日本を含め全世界で十数カ国しかありません。
毎年、数多くの様々な動物が輸入されている現状で、狂犬病の進入を水際で防いでいられるのは奇跡的なことなのです。万が一国内に狂犬病が侵入した場合、流行を防ぐためには少なくとも70~80%の犬への予防接種が必要とされています。
犬の飼い主の皆さん、様々な感染症が発生する中、狂犬病にもしっかりと目を向け登録と年1回の予防注射を必ず受けましょう。
まだ登録や予防注射を済ませていない方は、動物病院で狂犬病予防注射を受け、所轄の区役所保健福祉センターで登録手続きや狂犬病予防注射済票の交付手続きをしてください。
狂犬病予防法により、犬の登録と予防注射は義務付けられています。必ず実施してください。